2011年8月25日木曜日

シンプルに生きる

島田紳介引退って衝撃だった。
これについて、肯定も否定もなんの感想もないけど。
でも、この人って辞めたかったんだろうなとは思った。
あれだけ人気があったら、なかなか、自分の意志でやめられないだろうし。
こんな事でもないと。
そう言う意味でいうと、人生なにがあるか分からないけど、
おこった事に自分がどう向きあうかで、全く変わってくる。

それはいいとして、自分達のことだ。
本当に大切な事とは何かと考える。
つまらないことをやっている時間はないし、
本質に関わらない事に、いつまでも労力を費やしたくはない。
当たり前な話だけど、僕達はみんな死ぬ。
いずれはこの世界をさっていく存在である事を忘れてはならない。
少しでも人のこころにふれる仕事をしたいと思う。
少しでも深めたいと思うし、少しでも次ぎに繋げていきたい。
僕達の仕事は1人や2人で出来ることではない。
いかに意識を共有出来る人達を増やしていくか。

そういえば、私的な話だけど、赤ちゃんが産まれる準備をしている。
ものをいっぱい捨てた。
要らないもの、必要ないものが多いなと感じた。
物事は変化していくし、
物質的にも精神的にも終わったものは捨てていくことが大切だと思う。

またまた、ダウン症の人たちの話。
彼らを見ていると、特に精神面で、本当にシンプルに生きている。
彼らから見えるのは本当に本質的で普遍的な事柄ばかりだ。
彼らはある意味で現代人の手本となる在り方を示している。
これまで彼らの豊かな資質を紹介して来たが、
その機能が何処から来ているかと言うと、シンプルな生き方からだ。
彼らはナチュラルでシンプルだ。
シンプルでいるとどうなるか、ひと言でいうと幸福になる。
ここにいる時間のほとんどを、みんなは笑って過ごしている。

こころに無駄な鎧を付けず、まっすぐに正直に、生きる。
過去や未来を気にせず、今を、この瞬間を生きる。
誰にも媚びず、お金や権力とも無縁に。

今必要なのは、幸せになる力、能力だと思う。

あえて能力という言葉を使った。
現代人は情報を収集し計算し、自分に益のあるように組み立てる能力を養って来た。
それは、争いを生む能力でもある。
人間のその機能を能力と呼んで来たのだから、
ダウン症の人たちの持つような「争わない能力」も能力と呼べるはずだし、
今後、私たちはこっちの能力を養っていかなければならない。

幸福になるには感性が必要だ。
感覚、感性を育てる時間や手間を省いてはならない。

一度しか生きられない命なのだから、
「ほんとうのこと」とに気付きたい。
美しいものにたくさん触れて、きれいなものを見て。
みんなと繋がって。
本物を知ろう。本物の仕事をしよう。
本物には手間と時間と人の思いがつまっている。
本物は人を豊かにしやさしくさせる。
それは命を感じる瞬間だ。

このアトリエの場は本物でありたいと思う。
そして一番シンプルなことを大切にしたい。
それは一人一人の笑顔であり、一つの場をみんなの力で調和で満たすことだ。

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書いている人

アトリエ・エレマン・プレザン東京を佐藤よし子と 夫婦で運営。 多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員。