2012年6月17日日曜日

お知らせ

ちょっとお知らせです。
6月22日(金)のNHK第一全国放送の「すっぴん」という番組に、
アトリエ・エレマン・プレザンの佐藤よし子が出演します。
作家の高橋源一郎さんのコーナーでのインタビューだそうです。
打ち合わせは火曜日なので、私達も詳細は分からないのですが、
日にちがあまりないので、先にお知らせします。
佐藤よし子の登場は午前10時30分頃と聞いています。

最近はよし子の出産、育児もあって、
外では僕がお話させていただく場面が多かったのですが、
少しづつ元のバランスに戻って来ました。
勿論、まだまだこれから伝えるべきことが多いので、
僕もそういったお仕事はお受けしていくつもりですが、
時間が許せば、よし子が出た方が柔らかくていいと思います。

とはいえ、まだ授乳中なので長時間は悠太と離れられない。
今回も僕は悠太の世話係で一緒に行きます。
たしか、代々木公園が目の前だったかな。
悠太と公園をお散歩しようかな、と思ったり。
あ、金曜日は生放送らしいです。
その後は、僕はある展覧会のレセプションに行ってきます。

月曜日からのプレは見学者が続く。
今後の新しい企画等、また近いうちにご報告出来ると思います。
どんどん、いい活動をして行きます。
三重での環境づくりも、同時に進める予定です。

昨日のアトリエ。
また、ハルコさんの話になってしまうが、
一枚目の絵を描きはじめて、薄い緑を最初に選んだのだけど、
おもむろにぬりだして、しばらく画面をうめてから、
「へー草原かあ」とつぶやく。「ここお花あったらキレイなあ」と、
今度は花の色を選んでいく。
そんなふうに少しづつ絵が出来ていく。
最初に草原かあと、気づく時、見ている方でも同じ発見がある。
あくまで、草原を描こうと決めて始める訳ではなく、
色をぬりながら、草原が見えてくる。
僕達が一緒に生きている場とはこんなところだ。
何も決められていないところから、たくさんの発見があり、
創造がある。今、目の前で色んな光景が生まれてくるのをみんなで見ている。
作家たちもスタッフも本当に楽しい。

よし子は、小さい頃からそんな人達と居る事が当り前の環境で育っている。
彼らの魅力を肌で知っている。
そんな、世界をラジオで話して欲しい。
彼女にしか言えないことがあると思っている。

書いている人

アトリエ・エレマン・プレザン東京を佐藤よし子と 夫婦で運営。 多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員。