2014年4月23日水曜日

プレイヤー

何でも高くなってしまいましたね。

気がつくと文庫本が700円もする。

千羽鶴が禁止されたり、不穏な空気が漂っている。

これから増々ひどい時代になっていくことは目に見えている。

どこまで行けるのか。何が出来るのか。
わからないけれど、勝負していく。
誰もが自分に与えられた時間の中で、与えられた役割を全うする。

誰かが言った言葉や、誰かが作った世界を、
死ぬまで受け身でいることも出来る。
そういう生き方が普通であったりする。

でも、それは違うと確信しているし、僕はそうしない。

僕が付き合って来た人達の中には、
もっともっと豊かなものや世界が潜んでいる。

更に進んで行くこと。もっと探していくこと。
より深く、より高く。
歩みをやめないこと。

プレイヤーとして生きるのか、外からヤジを飛ばすだけの人生を選ぶのか。
プレイヤーとして生きることを選んだなら、
言い訳している暇はないし、休息もない。

必死になって真実をみんなと創っていく。

外で決して参戦しない人達が笑っている。
そっとしておこう。そうしている間に時間は過ぎ、彼らの人生は終わっていく。
プレイしようとしない人達に誰も充実感をあげることは出来ない。

僕達は生まれて来て、そして限りある命を大切に使わなければならない。

書いている人

アトリエ・エレマン・プレザン東京を佐藤よし子と 夫婦で運営。 多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員。