2014年5月13日火曜日

人と人

色んな人に会う。
社会的な立場のある方、もっと言えば偉いとか、権力があるとか、
そういった方ともお会いする機会が多い。

本当に謙虚で真摯で誠実な方がいる。
どんな立場にいてもそのような人に感動する。
そういう方と仕事をご一緒すると内容も良くなるし、こちらも成長する。
ありがたい。

最近、お会いした方々にはそのような貴重なご縁を頂いた。

世の中、その逆の方が遥かに多いから。

偉そうにしたところで、人間としての質は姿形に全部現れてしまっている。

媚びる人がいるから威張る人もいるわけだ。
媚びることほどみっともないことはない。
という以上に媚びることは無礼でもある。
媚びるということは、その人が自分の利益になると感じて、
そうするのだから、目の前で、その人が持っている物にたかっているのと一緒だ。

そういう場面を目にしなければならないのが嫌だ。
うらやむって何だろう。そんなに欲しいのだろうか。

僕達のアトリエのメンバー達は、そんな世界の真逆にいる。
どんな人も素のまま見ているから、基準が違う。

最後に残るのは人としての素の姿だけだと思う。

素の姿、そのままの形が美しい人が、稀にだけどいる。
作家達はみんなそうだけど、他にも勿論、そういう人がいる。

その人がどんな人間であれ、丸裸で触れ合う。
そこに始めて対話が生まれる。対話と言っても言葉ではなくて。
そういう形の最たるものが制作の場だと思う。

書いている人

アトリエ・エレマン・プレザン東京を佐藤よし子と 夫婦で運営。 多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員。