2014年9月27日土曜日

金曜日の朝、電車に乗って直接上野の展覧会場へ。
クリちゃん達一家が来てくれた。
再会が本当に嬉しかった。
これからどんなに場所が離れていてもこの仲間達と繋がっていたい。

三重での報告も色々あります。
いよいよキクちゃん達と会社部門が始まります。
HPが出来上がる頃、詳しくお伝えしたいです。

うーん。書くことが沢山あったのに、すっかり東京モードになってしまっている。

そんな訳で気持ちも落ち着いてからゆっくり書いて行きたいです。

展覧会が残り少ないので、会期が終わるまではこちらに集中。

今日は大切な方達を会場でお迎えすることが出来たので、本当に良かったです。

久しぶりの方。いつも必ず駆けつけて下さる方。
普段から尊敬している方。

制作の場での僕の仕事は、いつでも空っぽになって自分を明け渡すこと。
人やこころや事物や、もっと大きなものや風や流れが僕を通過して行く。
流れを淀ませないように繊細な手加減でものに触れる。

生きていて沢山の人に会って、普段過ごしている時間もだんだん、
制作の場のように流れとして見えて来るようになった。

僕はただそこにいて流れて行く様々な形を慈しむように眺めている。
全てのことは今しか起こりえないことだから、
大切に大切にかみしめる。

全てはやさしく消えて行く。
ここへ来れて良かったね。ここにあって良かったね、と。
とても静かに、もっと深く、そしてどこまでも。

風はなく涼しい気配だけがそこにあった。
夜の闇は沈黙している。

書いている人

アトリエ・エレマン・プレザン東京を佐藤よし子と 夫婦で運営。 多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員。