2015年3月1日日曜日

今日からまた

曇り。少し雨っぽい。

昨日帰って来て、今日からまた制作の場へ入ります。

気まぐれ商店やダウンズタウン関係の動き、
家族との大切な時間、いつも大きな海。
三重での充実した日々。

新しいことが沢山あって、これからまた変化の時期に来ている。
個人的にも。

大変なことも多いが、その分新しいところに気づかせられる。

この数年でよし子が心身ともに逞しくなっているのに驚かされる。
そして、悠太の成長。

気まぐれ商店のHPも是非ご覧下さい。
日々、更新されています。
今アトリエで一番動きのある部門です。

花粉、凄いですね。
僕もくしゃみ、鼻水、それに目も赤くなって腫れて来ました。

帰って来てラーメン屋で食べていたら、ユーミンが何曲も続いてながれて来て、
不覚にも曲が入って来た。
あんまり好きじゃないのに。
のっぺらぼうで機械みたいな声が、何故か色んな記憶と重なって入って来る。
ユーミンの曲の持つ力なのか、思い出がそうさせているのか分からない。

パン工場で働いていた頃、製造ラインで流れていた曲。
学舎にいた頃、目の前がスキー場で一日中その手の音楽がなっていた。
ゲレンデでは仮説の店も出来て、そこまで歩けば山を下りなくても買い物が出来る。
あの頃の生活では冬に便利になる唯一の場面。
雪の中を歩くとスキーやスノーボードを楽しむ若者や家族。
学舎の生活とかけはなれた音楽が、その頃何故か響いて来た。
僕らは冬の間は雪に閉ざされて、外部の人に会うこともなく、
ひたすら雪かきの日々だった。
春とか夏に、恋愛みたいなことをして、
冬の間はその記憶が寂しさとともに安っぽいラヴソングに重ねられる。
青春の匂い。

穏やかな気候になって来た。今日も良い現場が出来るだろう。

もう春かあ。

書いている人

アトリエ・エレマン・プレザン東京を佐藤よし子と 夫婦で運営。 多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員。