2015年4月12日日曜日

しずかな朝

ようやく、少し晴れて来ましたね。
早くもっと暖かくならないかなあ。

昨日は3つのクラス。少し疲れた。
でも、良い集中があったと思う。

日差しが奇麗で良い朝だ。
今日はどんな場になるのだろう。

場は僕達をどこへ連れて行ってくれて、何を見せてくれるのだろう。

場は生きているし、その中で僕達もまた生きている。

旅をしているような感じで進んで行く。
そして、この旅に終わりはない。

水色の空。ちょっと霞んだ日差し。
少しの風で葉っぱが多様な変化を見せる。
踊っているようだ。やさしい緑だ。
空は陰り、また遠くから日が射して来る。
くりかしくりかえし。

世界が踊っているのだし、世界が歌っているのだ。

美しいハーモニー。

僕達は客席で見ている訳ではない。
様々な変化が僕達の身体と心に動きを呼び起こす。
気がつくと動き出している。
光や風や水や土と戯れ合うように。

感じ合って、響き合う。それが全て。

さあ、今日も制作の場に向かおう。

書いている人

アトリエ・エレマン・プレザン東京を佐藤よし子と 夫婦で運営。 多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員。