2015年4月17日金曜日

東京アトリエ

これから降りそうですね。

色々と書きたいことが沢山ある今日この頃です。
でも、今日は東京のアトリエのことだけにします。

土、日曜日の制作のクラス。
もう一度、気を引き締めて、新たな気持ちで進めたい。

最近、少し感じて来ているのは僕が居ない時間が増える中、
これまでの皆さんと共有して来た意識がやや弱まっているかな、ということ。

作家達との時間は全く変わっていないのだけど。

僕達スタッフももう一度、しっかり足下を見つめて行きますので、
ご協力をお願い致します。
お休みや教室日の変更には出来る限り対応させて頂きますが、
なるべくご配慮頂けますと有り難いです。

お月謝のお振込は月初めの教室までにお願い致します。
絵の具等の補充が必要ですので。

ご見学にお見えになる方々は、お時間をお守り下さい。

制作の時間が良いものになるかどうかは、スタッフと作家達次第です。
ただ、保護者の方々、それから見学者の方々の意識が外側から大きな力となります。
場を大切に想う気持ちが集まってこそ、本当の場になります。
そういう意味でこの場はみんなが配慮し合い、大切にし合うことで成立します。

お互いの役割に敬意を払うことが大切だと思います。

絶えずフレッシュな気持ちで、より良い場にしていきましょう。

一番真剣にならなければいけないのはスタッフです。
イサにも更なる努力を求めたい。
彼に託さなければいけないことがいっぱい出て来るのだから。

中途半端な気持ちで場に立ってはいけない。
大ざっぱな仕事、何となくの動きは駄目。
出来るようになったら出来ることの更に上を目指す。
気を抜かない。
集中をとぎらせない。
自分のことに構っている時間はない。
自分が何かを言って来たらほっておいて、ひたすら対象だけを見る。

人と場にだけ注意を傾けていれば、自分など居なくなる。

自分のことが気になるのは人格の問題ではない。
鈍いだけだ。
だから注意力を磨くだけで良い。

慣れたりだれたりしないこと。

限られた時間の中で勝負しているのだから。

僕もやれるだけのことはやるし、出来るだけ場に立っていたい。
でも、いつどうなるか分からないし、
集まる人、一人一人が意識を共有して行くことが一番大切だと思う。

新たなるメンバーも加わり始めている。
しっかりと場に挑んで行きたい。
少なくともスタッフに中弛みが起きることなど論外だと思っている。

僕達スタッフもより良い場を心がけます。
皆さんもご協力下さい。
ほんの一時立ち寄るだけの方であっても、
もしこの場を大切に扱って頂ければ、それはみんなの中に残って行きます。
それから、その方の中にも確実に良いものが入って行くのです。

さて、明日からまた制作です。
楽しみましょうね。

書いている人

アトリエ・エレマン・プレザン東京を佐藤よし子と 夫婦で運営。 多摩美術大学芸術人類学研究所特別研究員。